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  • 執筆者の写真tsuchisawa

子どもとの付き合い方に迷ったら


子どもたちは今、世の中を覆っている不安や緊張、閉塞感を全身で受け止め、いつもと違う生活を、おとなと一緒に、懸命に頑張っています。

世界や日本の状況、感染症のことなどを理解するのが難しい 小さな子どもたち。

わからないまま頑張るということは、真っ暗闇の中を前に進むようなものでしょう。

おとなの求めることより自分の感覚に従う力が強い 思春期の子どもたち。

今世の中が大変なことは知っていても、自分の気持ちがうまくコントロールできずにいるかもしれません。

大人たちも今、必死に頑張っています。その大人の様子を肌で感じつつ、子どもたちも、(頑張っているように見えにくい子も)ものすごく頑張っています。

そして、子どもが頑張り続けるには、その頑張りを理解し、手を引いて、励まして、一緒に進んでくれるおとなや、助け合う仲間の存在がとても大切。

不安なとき支え合う仲間は、休校・休園で関わりにくい状況です…。

だからこそ、 暗闇の中で、信頼できるおとなが頼りです!



子どもたちとどう進んだらいいのか迷ったら、どう付き合ったらいいか悩んだら、まずは子どもたちが何を感じているか、何を求めているかをキャッチするところから始めてみませんか。


子どものこころが、不安や我慢でパンパンになっていたら、身近な家族にありのままの自分を認めてもらうだけで、とても安心します。

小さなお子さんには「【ふあウンチ】(不安)がいっぱいだから、ママの抱っこで追い払おうね、ぎゅ~」とか。

もう少し大きなお子さんには「【がまウンチ】(我慢)がたまっちゃったね~。一緒に体を動かして追い払おう!」とか。

より大きなお子さんには「なんだか大変な世の中になっちゃって【ひろウンチ】(疲労)がたまるね~。気分転換したいから、あなたの好きな○○をママにも教えてくれないかな?」とか。

子どもと楽しく触れ合うことは、コロナ疲れでカチカチになったおとなの心リラックスさせる効果もあるので、一石二鳥です!

子どもたちは、周囲とたくさん触れ合ったり遊びでストレスを発散できたりすると元気になりますが、今は、感染予防の必要性という大切な側面と、感染対策の緊張やコロナ・ストレスで苛立つ空気感の中で、おとなは疲れ、子どもたちは元気にじゃれ合って遊ぶことができにくくなっています。


私自身もそうですが、子どものことを思えばこそ、親はついつい「○○をさせたい」「□□しなくて大丈夫かしら」「△△すればいいのに」と、おとなの価値観で子どもにさせたいことを考えてしまうもの。

休校中の子どもたちとずっと一緒にいると、いつもよりもっと口うるさくなったり、逆に諦めて放っておいたり、極端になりがちかもしれません。

せめて家の中だけでも、家族だけでも、子どももおとなもいつもよりたくさん触れ合って、じゃれ合って、我慢せず、諦めず、楽しく過ごせたらいいですね。

今後、Tinyから、こころがほぐれる気軽にできる楽しい遊びや生活の中での工夫も、色々と発信していきたいと思います!

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