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  • 執筆者の写真tsuchisawa

三密避けて楽しく遊ぼう大作戦!~その②

三つの密を避けようと言われても・・・


「三つの密」を避けることについては、新型コロナウイルスの感染防止には本当に大切なことなので、何度も繰り返し伝えられています(※)。

しかし、小さな子どもたちは言葉ではわからず、小学生でも具体的にイメージしにくく、上手に避けることができなかったり、必要以上に恐れたりすることが起こりがちです。

どんなに大切なことでも、正しいことでも、小さな子どもたちを必要以上に不安にさせることは避けたいですね。

そこで、子どもが必要な理解を助けるために、楽しくあそびを活用してみませんか。

「くっついちゃダメ」「離れなさい!」などと叱ったり口うるさく注意したりしなくて済むので、親のストレスもたまりにくくなります。


このあそびは相手が必要です。もし、一人っ子のお子さんや一緒に遊ぶお友達がいない時などは、童心に返って、ぜひ、おとなも一緒に楽しんでみてくださいね。



●密集ナイナイ糸電話

対象:幼児~小学生(スマホに慣れたおとなもぜひご一緒にどうぞ♪)


準備するもの:

 ①紙コップ2個(切り口をテープで巻けば切断ペットボトル等でも代用可)

②2mより少し長めの糸またはひも

③糸を留めるセロテープ



作り方&遊び方

1.紙コップの底に、先の細いものを使って小さな穴をあける。

2.糸(またはひも)を2mより少し長めにカットする。

3.紙コップAの穴に糸の片端を通し、紙コップBに糸の別端を通す。

4.それぞれの紙コップ内側の底に、糸をテープで止める。

糸をピンと張ると、ちょうど他者との距離をとるように注意喚起されている2メートル以上の距離になります。小さな子どもでも、「密集」を避ける距離の具体的なイメージがつかめます。



ただし、伝え方も大切です。「わかった?これぐらい離れるのよ」と教え込むのでなく、「これぐらい離れると、病気のウイルスさんも飛んでこられないんだって~。」「ウイルスの飛ぶ力はこれぐらいかぁ。みんなが集まる場所では、これぐらい離れるといいんだね。」などなど。年齢に応じて、わかりやすく伝わるようにしてください。

ぐれぐれも、「外でこれ以上他の人に近づいたら、怖いウイルスが入ってくるよ!」「近づいたら死ぬ病気になるよ」などと脅したり怖がらせたりしないでくださいね。

楽しくあそぶことが、とてもとても大切です♪


それ以外にも、糸電話あそびのよいところが、たくさんあります。

使うとき、真正面で相手と向かい合うことが難しいこと。口に当てて話す人と耳に当てて聞く人の体の向きは、自然に90度の角度になり、真向いによる密接も防ぎます。


更に、大きな声を出しても、息やつばを紙コップがキャッチしてくれるので、飛沫から守られます。

また、多少大声を出してしゃべっても、紙コップによる防音効果が期待できます。

紙コップは使い捨てなので、名前やマークなどを付けて区別し自分専用で使用できるし、あそんだ後は、ビニールなどにまとめて捨てれば衛生面でも安心です。


自分で好きな模様を描いたり、シールなどでデコレーションしたりするのも楽しいですね。

家にこもりがちな生活で、声を出す機会も減っていいます。

安心して話せない、元気に大声を出せないことは、子どもたちにとってとてもストレスがかかることです。

いつもより大きな声を出して、思いっきり楽しくおしゃべりをしながら、ストレスを発散し、元気に過ごしましょう♪



  ※参考:厚生労働省「3つの密を避けるための手引き」

http://www.japanpt.or.jp/upload/japanpt/obj/files/info/contact_41_200302.pdf

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