
今年度最後のTinyあそびの集いを行いました。
この季節、参加者は若干少な目ですが、集まった子どもたちはみんな、寒さに負けず元気一杯!
人数が少ない分、関わる大人たちが余裕をもって、
子どもたち一人ひとりのキラリと光る個性やあそびを作り出す発想にたくさん気づかせてもらったり、
予想外の子どもたちの動きが生み出す思いがけない展開やハプニングに笑顔があふれたりしました。
共に活動する学生たち(保育者や音楽療法士を目指す学生)も、子どもたちやご家族とのふれあいの中で、
たくさんの気づきと言葉にできないほどの体験の宝物をいただいています。本当にありがとうございます。
日曜日の午前中、まだ眠そうな顔をしていたMちゃん、楽器あそびでウッドブロックの音が響いたとたん、満面の笑顔、目は釘づけ、右足はリズムを刻みだし、全身で音に浸る姿!
やんちゃなKくん、聞き覚えのある曲が流れたとたん、ピタッと動きを止めて耳を澄ませる様子。
構成あそびに乗りにくいHくん、しばらくたって自分のペースで皆と同じ活動へと切り替わる一瞬の誇らしげな笑顔。
普段はマイペースなMちゃん、ペースをつかみきれない他児を気遣うお姉さんのような振る舞いをみせる瞬間の大人びた表情。
いつも障がいのある妹にママへの甘え譲っている I くん、親子のふれあい遊びになった途端、一目散にママの膝元へ駆け寄り、たくさんスキンシップしてもらって、とってもうれしそう。
1回2時間ほどの短時間ですが、子どもたちのそれぞれの個性やペースを大切にしながら共に過ごしていると、障がいがあってもなくても、子どもたちは自分の感性と能力を最大限に発揮して、豊かで奥深い世界に生きているなぁと、あらためて実感します。
私たち大人が、薄っぺらい思い込みや柔軟性のない枠組みに縛られて、子どもたちの生きる力の邪魔をしないように、子どもたちが自分らしく活き活き伸び伸びと成長できる支えとなれますように・・・。
今年度最後のTinyあそびの集いは、子どもたちの健気さやおもしろさや一瞬のきらめきへの最大級の感動と、共に楽しい時間を過ごしてくださった参加ご家族のみなさまへの深い感謝で締めくくらせていただきます。本当にありがとうございます。また来年度もよろしくお願いします。






★ 障がいのある子どもと家族のためのTinyのあそびのつどいは、来年度も4月から月1回程度のペース で 実施します。
障がいがあってもなくても、赤ちゃんから年配者まで誰でも参加できるイベントやコンサート、年2回GWとSWに開催しています。
1人でも多くの皆さまが興味をもってくださるとうれしいです。ご参加をお待ちしています!