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執筆者の写真tsuchisawa

子どもとたくさん触れ合いたい

今、赤ちゃんのそばにいる人はだれですか?

子どものそばには、だれがいるでしょう?

ふれあってじゃれあって、周囲の人たちからの愛情をいっぱい感じながら、子どもは育っていきます。特に、人間の脳は、生後どんどん発達します。

世の中が不安定なときこそ、子どもたちは周囲とたくさん触れ合いたい。

遊びでストレスを発散し、こころの充電をさせてあげたい。

でも、感染予防対策の必要性から、そして、感染拡大の緊張、先の見えない不安、感染対策のストレスなどで苛立つ空気感の中で、今、子どもたち自身が元気にじゃれ合って遊ぶことができにくくなっています。

せめて、家の中だけでも、家族だけでも、いつもよりたくさん触れ合って、じゃれ合って、楽しく過ごせるといいですね。

「あなたがいてくれてうれしい、幸せ!」って、子どもをしっかり抱きしめてください。

抱くには体が大きくなりすぎたお子さんは、無理に抱きしめなくても、態度や会話でこころをぎゅっーと抱きしめてあげてください。

生まれてからたくさん抱っこや身体接触をしてもらうことが、赤ちゃんの発達にとても良い影響を及ぼすことがわかっています。

遺伝情報は生まれつきというイメージがありますが、赤ちゃんは抱っこなど肉体的接触をたくさんされるほど「DNAが良い方向に働くように変化する」ことが明らかになってきました(※①)。赤ちゃんを抱っこしたりスリスリしたり、たくさん触れ合うことで赤ちゃんの中の遺伝子がより良く働き出すって、うれしいですね!

例えば、早産などによって生後すぐから集中治療室で過ごす赤ちゃんは、母親とずっと一緒にはいられません。それでも、母親がなるべく関わることでその後の育ちに良い影響が出るという研究もたくさんあります(※②など)。

※参考までに示します。英語の得意な方や情報を確認したい方は、どうぞ↓

①https://www.researchgate.net/publication/321227637_Epigenetic_correlates_of_neonatal_contact_in_humans

②https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6606523


子どもたちの 今が、未来が、幸せでありますように…。


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