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執筆者の写真tsuchisawa

おんぶ おんぶ ねえ おんぶ

「たーたん、だっこ!」と小さかった娘は、隙をみつけては私に抱きついてきたものです。その笑顔には勝てず、2歳ぐらいまで本当によく抱っこをしました。

それから長い時がたった今でも、根性無しの非力な二の腕にくっきりと力こぶが現れるのは、そのおかげだと思っています。

「だっこ だっこ ねえ だっこ」という長新太さんの絵本をご存じでしょうか。

なんと、この絵本では、アイスクリームや靴までが抱っこしちゃう。さすがです。

もちろん、最後は子どもたちがママに抱きついています。

子どもは本当にだっこが大好き!


首が座り、寝返りやはいはいを始めた赤ちゃんは、おとなしく寝ていてくれた時期とは違って、目が離せなくなります。

いつでも抱っこしてあげられたらいいのですが・・・、なかなかそういうわけにもいきません。

そんな時期の赤ちゃんには、「おんぶ」はいかがでしょう。

特に、赤ちゃん以外の人の出入りもあり、家の中であってもどこにウイルスがいるかわからないというような今こそ、お勧めです!

ママは両手が空き、お腹側に赤ちゃんがいる状態でなく自分の前面がしっかり空くことで、赤ちゃんのお世話以外のことを安心して行えます。

感染予防のためにも、掃除や洗濯、モノの消毒などの時間がしっかりとれます。

リモートワーク中のママは、赤ちゃんを背中に感じながら、自分の仕事にも集中しやすくなりそうです。

抱っこより身体にも負担がかかりません。

赤ちゃんにとっては、ママの背中でぬくもりや鼓動を感じながら安心し、ママと同じ高い位置から世の中を見渡して興味が広がります。

赤ちゃんが背中にいてくれる間は、汚染されたものを口に入れたり触ったりする危険もなく、ママも安心してこころ穏やかに過ごすことができ、ママが穏やかな心持ちでいることや、時折囁きかけられるゆったりしたママの声は、更に赤ちゃんを安心させます。


おんぶは、慣れないと、目で赤ちゃんを確認できなくて怖いと思われる方もいるかもしれません。目で確認できなくても、背中で触れ合いながら赤ちゃんをからだで感じてみてください。おんぶ紐は、さらしで代用できる方法をYouTubeなどで確認することができます。

無理のない範囲で、お子さんとのおんぶでの触れ合いを楽しんでいただけたらと思います。

以前のブログで、赤ちゃんは触れられて育つことで、心身の発達が促されるだけでなく、遺伝子の働き方もよくなることがわかっていることをお伝えしました。

おんぶでの触れ合い、いかがでしょう。

おんぶ、おんぶ、ねえ、おんぶ~!

今できる形で、自分に合う形で、お子さんとたくさん触れ合っていただけたらうれしいです。

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